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ニュースリリース|2018.12.15

12月15日(土) 地球環境改善手法研究会 実施報告

テーマ:SDGs(=持続可能な開発目標)を考える。

発表者:鈴木 徹

 「Sustainable Development Goals」の最初の3文字をとって、「SDG」。その複数形なので「SDGs」、この「SDGs」は“新しい地球規模の開発目標”を17の目標パネルにて構成、次世代の為に足かけ15年間を要して開発すべき課題と到達すべき目標を表したもの。2015年9月、世界193の国と地域の指導者はニューヨーク国連本部にてこの「新しい持続可能な開発目標」を採択。
この開発目標は「イママデ」と「コレカラ」があるのが特徴。「イママデ」は2000年―2015年の期間で「ミレニアム開発目標:MDGs」、「コレカラ」が2015年―2030年の期間で「持続可能な開発目標:SDGs」である。
「SDGs」は2030年を年限とする17の国際目標(その下に、169のターゲット、232の指標が決められている)。特徴は、以下の5つ。
1 普遍性 先進国を含め、すべての国が行動
2 包摂性 人間の安全保障の理念を反映し「誰一人取り残さない」
3 参画性 すべてのステークホルダーが役割を
4 統合性 社会・経済・環境に統合的に取組む
5 透明性 定期的にフォローアップ
 17の国際目標とは、①貧困、②飢餓、③保険、④教育、⑤ジェンダー、⑥水・衛生、⑦エネルギー、
 ⑧エネルギー、⑨成長・雇用、⑩不平等、⑪都市、⑫生産・消費、⑬気候変動、⑭海洋資源、⑮陸上資、⑯平和、⑰実施手段 であり、そのすべてにロゴが決まっている。
  日本では、[第一回会合]SDGs推進本部が設置された。安部総理が本部長、官房長官・外務大臣が副本部長として設置。
第4回会合では、創業や雇用の創出を実現し、少子高齢化やグローバル化の中で実現できる「豊かで活力ある未来像」を、世界に先駆けて示してゆく。そのため、日本ならではの「SDGsモデル」を構築。
 2018年は「日本SDGsモデル」の方向性を踏まえつつ、モデル具体化に向けて、「SDGs実施指針」の8分野に関する主要な取り組みに注力。SDGsの達成に向けて、優れた取組を行う企業・団体を表彰するための「ジャパンSDGsアワード」が創設されている。282の企業・団体が応募。全関係省庁参加のもと、SDGs円卓会議を開催、平成29年度12月26日に第一回「ジャパンSDGsアワード」授賞式が開催された。

日時:2018年12月15日 13:00-16:00 場所:SDC検証審査協会 会議室

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