テーマ：「カーボンニュートラル実現に向けての戦略的省エネルギー」

講演者：坂東エネルギー・環境研究所　坂東　誠様　

　2050年カーボンニュートラルや2030年CO2排出量半減目標に向け自社製品のカーボンニュートラル化に取り組む企業も増え、
サプライチェーン全体で検討する上で、下請け企業も例外ではなくなりつつあります。
　そのような動きに備えて、自社でまず何をすべきかを考える機会としましょう。
　各種業界における実例から見ても、現状把握～CO2排出量・エネルギー使用量の見える化が重要な位置づけを占めています。
そして、まずは着実な省エネでコストダウンを勝ち取り、原価管理を着実に行っています。
　また、エネルギー政策面でもゼロカーボン電力を普及のために、需要の最適化とコントロールが求められるようになってきており、
そのインセンティブとしてのコストメリットも大きくなりつつある点も注目されます。
　すなわち、見える化にもとづく本質的な省エネルギーを推進する企業が、カーボンニュートラル実現に向けた流れに乗り、
かつコスト競争を勝ち抜けるのです。
　今回は、そのような本質的な省エネが何か、いまいちど掘り下げて、今後の自社の強みとする活動について考えていきましょう。

日時：2024年7月13日　9:30－11:30　場所：SDC検証審査協会　2F会議室