豊橋市中小企業人材育成支援研修　「第４回 品質の基礎から学ぶＱＣ活動講座」

2015年7月22日(水)に理事長の石井と理事品質保証部長の斉藤が豊橋市中小企業人材育成支援研修で「第４回 ヒストグラム/工程能力指数と散布図の活用」の講師を担当しました。

受講者の皆様は塗料の塗布時間(sec）と膜厚（μ）の関係をExcelで散布図を作成し、更に相関係数を求めると、約0.995の値となり塗布時間と膜厚には強い相関があることが実践演習を通して分かりました。
また、散布図作成では、Excelの方がフリーソフトRより優れていることも分かりました。

一方、みたらし団子の重量の改善前と改善後のヒスとグラム／工程能力指数をフリーソフトR使って作成することで、平均値や標準偏差、工程能力指数Cp,Cpkが瞬時のうちに表示され、みたらし団子の重量改善前と改善後では、約133万円／年間の経費節減となることが実践演習を通して分りました。
また、ヒストグラム／工程能力指数作成では、フリーソフトRの方が、Excelより数段優れていることが分りました。

本研修の最後に講師のお話しで、『今後、企業が求める人材資質』とは？研修の皆様に問われました。結果は、講師は下記の３を挙げられました。
１．情報より自らの頭で考える能力
２．コミュニケーション能力（相手に分りやすく伝える）
３．問題・課題の解決能力　
　　　 

質疑応答を盛り込み、セミナーは滞りなく無事終了しました。