HOME > ニュースリリース > ニュースリリース > 日刊工業新聞社 名古屋支部主催 ISO9001 2015年版大改訂準備セミナー
ニュースリリース
ニュースリリース|2015.04.21
日刊工業新聞社 名古屋支部主催 ISO9001 2015年版大改訂準備セミナー
日刊工業新聞社 名古屋支部主催 ISO9001 2015年版大改訂準備セミナー
2015年4月21日(火)に理事長の石井と理事技術部長の木下が日刊工業新聞社名古屋支部主催のISO9001 2015年版大改訂準備セミナーの講師を担当しました。
ISO9001およびISO14001の国際規格原案(DIS:Draft International Standard)が発行され、2015年の大改訂が迫っています。
近年、ISOを取得しても経営効果に結びつかないといった声が多く聞かれますが、このような組織はISO9001の要求事項が業務マネジメント に適切に組み込まれていないきらいがあり、今回の改訂に伴い、組織のマネジメントシステムの大幅な変更が求められる可能性があります。
今回のセミナーでは、製造業にとって2015年版がどのように改訂され、また、どのように対処すべく準備すべきかを紹介しました。
特に、2015年版に沿ったISOマニュアルの改訂方法、経営効率に役立つISOの取り組み方についても説明しました。
本セミナーは主催側のアンケート調査の結果によりますと、受講者のほとんどが満足していただき、大変好評でした。
プログラム
[1] ISO 2015年版(DIS)改正で何がどのように変わるのか |
1.1 ISO 9001改正の歴史は ※QMS(品質マネジメントシステム)規格の歴史と2015年版改正の経緯と今後の予定を解説します。 1.2 ISO 9001は2015年版で何がどのように変わるのか ※QMSはなぜ改正されるのか、改正の背景と狙い、そしてどのように変わるのかを、2008年版と対比しながら改正内容および対応のポイントを解説します。 ★ 資料 『ISO 9001:2015(DIS)の要求事項と対応のポイント』(A4版19枚)を進呈します。 |
[2] 製造業での対処方法 |
★ マインドマップを使って全体像を把握しながら具体例を用いて解説します。 2.1 どのようにマニュアルを改訂すればよいのか ※2015年改正では、QMS文書の自由度が拡大します。 それを踏まえ、現状のマニュアルの変更方法をパターン別に紹介します。 パターン1:現状の項番はそのままにして、2015年版を追加する方法 パターン2:2015年版の項番に合わせて、新規に作り直す方法 パターン3:プロセスアプローチ型マニュアル(業務フロー型マニュアル)の方法 パターン4:現状の帳票等に要求事項を組み込む方法 2.2 逐条型のマニュアルの対処方法は ※逐条型(項番順タイプ)であるパターン1とパターン2を事例で紹介します。 また、新規に作成しなければならない帳票類を紹介します。 2.3 プロセスアプローチ型マニュアル(業務フロー型マニュアル)とは何か ※業務の流れ(フロー)に合わせて、実務で使いやすい業務フロー型のマニュアルの作成を事例で紹介します。実務で活用しやすいマニュアルとなっています。 2.4 統合マニュルはどのようにすればよいのか ※2015年改正で規格の項番が品質および環境で同じになります。 ISO 9001とISO 14001の両方を取得している企業は、統合のメリットが大きくなります。 統合マニュアルの作成を事例で紹介します。 2.5 2015年版による認証取得までの取り組みをどのようにすればよいのか ※2015年対応の帳票類/マニュアル作成から認証取得までの取り組みについて、取組事項の抽出日程計画/進捗管理等、プロジェクトとしてどのように進めたらよいかを、事例を通じて解説します。 |
[3] 経営に効果があるISOの活用とは |
3.1 ISOがうまく活用されない理由は ※従来のISO 9001:2008年版では、「なぜ経営に役立たないのか」を企業事例で紹介します。 3.2 2015年版 だと経営に効果があるのか ※今回の改正では、なぜ効果が期待できるのかを解説します。 3.3 ISO9001の2015年版で経営効果を出すには ※どのようにすれば2015年版で経営効果を出すことができるのか、その秘訣を解説します。 |